流されるままに生きてきました。ただ流されるままに・・・
つい5年前までの自分の状態です。
50歳に差し掛かろうという独身男である自分は、結婚もせず実家に寄生してました。
親は結婚に関しては特になにも言ってきませんでした(というか諦めてたんじゃないでしょうか)。
何しろ、異性とまともにコミュニケーションできない陰キャ野郎ですからね、いわゆる恋愛弱者ですよ。
近所づきあいもまともに出来てませんでした。
会社勤めはしてますが自分、ちょっと発達障害の気があって全く仕事も出来ず、仲間ともなじめず、色々な課を転々としてきました。
転職も考えましたが結局その勇気もなく、今まで勤めてきました。
散々いろいろな人々に迷惑をかけてきました。
普通の会社員だとどうでしょうね?仕事ができる故に仕事量の重圧とかでストレスになるんでしょうけど自分の場合はちょっとの仕事量ですでにストレスになってましたw
というかもともと向いてなかったんですね、会社員というものに・・・
気づくのが遅すぎましたねw
すでに転職できるような年齢は過ぎてました・・・
ストレスに耐え切れず、精神科に通ったり、酒や風俗に依存してました(男ってわかりやすいですね)。
かなり負のスパイラルに陥ってました(唯一、借金トラブルとか無かったのが幸い)。
このままじゃいけない!と思い、かといってどうすればいいのかわかりませんでした。
とりあえず実家を出てみました。
最初は正直不安でした。
何しろ人生で今まで一人暮らしというものをしたことがなかったもんで、家事とか家計管理とかを自分でするとか、どんな感じか想像もできませんでした。
でも結果的にこれは良かった。
なにしろ実家と違っていろいろ言ってくる親とかがいないし、近所づきあいとかもあまり気にしなくていいし。昼間から飲んでても誰からも文句言われないとか最高すぎる。
もし、同じように悩んでる方がいましたら「まず環境を変えること」をおススメします。
さて、ここからです。
人間、自由に生きようとすると必ず様々な障害が起きます。
大抵の人は自由に生きようとする人を「あいつ変だ」と嫌うものです。
それはやはり大部分の人々が社会というものに迎合して生きているから。
僕みたいな人間は社会の爪弾きものです。
でもそんな人間は自分だけでは無いと思います、同じように自由を求めながらも、人間関係に悩んでる人はいると思います。
自分もそこをどうすればいいか模索しながら生きてます。
大抵の人はこういったストレスに「距離を置く」ことを推奨しています。
「四の五の言わず、後先を考えず、その場から逃げろとわたしが 強調するのは、逃げるための一歩を踏み出さなければなにもはじまらないからです。逃げたあと、いったん避難してひと息ついたあと、冷静な頭で将来のことをきちんと考えればいい。思う存分考えて、次の行動に移る。」(田中慎弥. 孤独論 逃げよ、生きよ)
自分の場合はこれに加えて、「開き直る」という事を実践してます。
そうすれば「ああ、こいつはこういう奴なんだ」と相手にもしなくなります。
それこそが自分の戦略です(まぁこれはそんなにおススメするわけではありませんが)。